木守(きまもり)

天の恵みのものを、独り占めしてはいけない。

寒い中、冬を越す鳥のため、また、来年の豊作を祈って、木に一つだけとらずに残しておく実を『木守(きまもり)』いいます。

そして、利休の時代、長次郎によって焼かれた『木守』と呼ばれる赤楽茶碗の名前のいわれもここからきます。

あるとき、千利休がいくつかの楽茶碗をお弟子さんたちに選び取らせました。

当時の大流行は、黒楽茶碗。

ですので、みんなは黒い茶碗を選びました。

そして一つだけ残った茶碗がありました。

それが、赤色の楽茶碗だったのです。

そこから利休はこのお茶碗に、木守柿のように一つだけ残ったという意味で、「木守」と名づけたといわれます。

その後、名碗長次郎七種(利休の時代である初代楽長次郎の焼いた七つの名碗)のうちのひとつとして大変珍重されていたそうですが、残念なことに関東大震災で壊れてしまったそうです。

焼け跡より一片を探し、楽家二代に渡り再生し、今も伝えられているそうですが、強い風に揺れながらもしっかりと木を守っている一個の木守柿と、焼け跡に残った一片から今も伝えられる木守茶碗。

目に見えない力強さと優しさを感じます。

一路庵にはたくさんの鳥が来るので、少し多めの木守柿で🍊🍊🍊🍊🍊                  

北大江公園で

先日、大阪、天満橋にある『ラ カンパネラ』で行われたピアノコンサートを聴くため駅から歩いていた途中、晩秋の木々の色付きが美しい北大江公園に、寄り道をしました。



10月はたそがれコンサートという有名なコンサートも、行なっていたよう。

歴史的にも由緒のあるこの辺り、その昔は熊野街道とよばれ、後白河上皇や平清盛など当時の著名人も通ったとか。

熊野につながり、大阪城にもほど近いこの周辺、まだまだ歴史散歩が楽しめそうです。

炉開き

11月は、【茶人のお正月】と言われます。

炉を開け、火を入れることを【炉開き】



火を初めて入れる日は、水の気である【亥】の日がよいとされ、炉開きには亥の子餅やぜんざいをいただきます。


ちょっと変わったお箸。赤箸が添えられています。

本来、ぜんざいとはいえ黒文字一本でいただくのが正式。でも、それでは食べにくいので、これは使い捨てですよという意味の赤箸が添えられ、いただくと、本来は折ってしまいます(ここではもちろんもったいないので折りません)


美味しくいただいたあとは、口切りについて説明をした後、壷飾り花月を。

口切りは、壷の封をきり、保管していたお茶をいただく儀式。

花月は、紐の扱いが難しいですが、みんなとてもスムーズにすることができました。


世界にひとつだけのお仕覆

大切なもの〜何かの記念の折にいただいたもの、買い求めたものなど〜で、おもてなしをしたい。

今年、還暦を迎えられたY本さんが、記念に、頂かれたお品〜赤楽、赤い茶入〜

そして、お茶入れには、なんとお嬢様の振袖と奥様の色留袖というおめでたいお裂地を使い、お手製のお仕覆(お洋服のようなもの)を作られました。

そのお仕覆は、どんな高価なお仕覆よりも、オートクチュールで、こちらまで暖かい気持ちになりました。

心のこもった荘り物(大切な記念のものをお披露目する時のお点前)のお点前で、良い炉開きとなりました。

ペットボトルでクリスマス🎄🎅

近くのイオンでは、はやクリスマスイルミネーション点灯🎄

びっくりしたのが、これらは全てペットボトルで!!

こころのこもったとってもエコな手作りクリスマスイルミネーションに、思わず感動!

ひと足ふた足もはやいクリスマス気分🎅


カンパネラ茶会のご案内

暦の上で、立冬も過ぎ、今朝は、とても寒さ厳しく、いよいよ冬の到来を感じます。

さて、【テーブルのお部屋で和のおもてなし】をコンセプトとする『カンパネラ茶会』シリーズのお知らせです。

次回はなんとクリスマスイブ。

その日は、ピアニスト田中正也さんのコンサートがあり、音楽会にお茶会にと、五感をフルに楽しんでいただけるイブになりそうです。

当日券も十分にご用意してお待ちしておりますので、ぜひぶらりと、大阪城にほど近い瀟洒なサロン〈ラ カンパネラ〉で、癒しのイブをお楽しみください。

お待ちしております。


ラ カンパネラのホームページにも、詳細とアクセスをご案内しております。

http://la-campanella.jp

大阪  ラ カンパネラでひととき茶会!

11月4日、大阪天満橋『ラ カンパネラ』3階にて、『ひととき茶会』を開催しました。

⭐️茶道には馴染みはないけど、お抹茶は飲みたい!

⭐️普段着のままで、雰囲気を楽しみたい!

⭐️季節を感じながら、お抹茶のいただき方も知ってみたい

など、普段お茶に馴染みのない方も気軽に来ていただきたいという目的のお茶会!

多くの方がお越し下さり、

⭐️こんなお茶会があればいいな

⭐️ほんとに楽しいひとときでした!

とありがたいお言葉に感謝感謝です。


同じ日に、ラ カンパネラでは

⭐️1階  チェロとピアノのコンサート『ロマンティシズムの極致part2』

⭐️2階   若くして急逝された人気ガラス作家『江口智子』遺作展

も開催され、まるでカンパネラ文化祭🎼🌺楽しい一日でした。


次回のお茶会はクリスマスイブ、12月24日になります。

時間   12時30分〜16時30分

お茶券代  クリスマスの和菓子・お抹茶  700円

その日は、ピアニスト 田中正也氏によるクリスマスコンサート

『クリスマスのラ カンパネラ』も1階サロンの方で開催されるそうです。

イケメンなのに気さくでお話がとても楽しい素敵なピア二スト田中正也さんの演奏は、クリスマスイブ、最高のひとときになると思います。

コンサートは、ラ カンパネラホームページにて受付されているようですが、お茶会は、当日参加大歓迎です。

和のクリスマスを趣向に、皆様がぶらりとお立ち寄りくださいます事を、心よりお待ちしています。




今日は十三夜

穏やかな日になりました。

今日のお月様は十三夜と呼ばれます。

また、仲秋の名月からひとまわりした次の月なので、

「後の月」ともいわれます。

満月は美しいものの、次の日から欠けていく寂しさを感じますが、それに対して十三夜の月は、明日、明後日もまだ膨らんでいく期待と、不完全なものへの美しさを感じ、日本人に古来より愛されてきたそうです。

そのちょっとゆがんだ形と、ちょうど今頃取れる事から、仲秋の「芋名月」に対し、「栗名月」「豆名月」ともいわれます。

「十三夜に曇りなし」

といわれます。

また、仲秋の名月だけ賞でることは、片見の月といわれ、片手落ちだそう。

ぜひ今晩、美しい十三夜をめでながら、過ぎゆく秋のお月様に名残りを惜しみたいものですね