夏も終わりに近づくものの?

再び、梅雨入りしたのかと思うほど、雨ばかりの不安定な気候ですが、暦の上ではとっくに立秋も過ぎ、後数日で処暑に。

せめて一路庵の【歳時飾り】のコーナーで、夏の風物詩を。

《五山の送り火》(土鈴)右から、大文字・妙法・舟形・左大文字・鳥居

スイカ割りは井戸から水を汲んで、また、虫取りしながら、切ったスイカをパクリ‼️

 

今週は行台子ですので、ミニチュアの飾りも総荘で。

 

 

蘇民将来 追加

先日のblogに、蘇民将来についてアップさせていただきましたが、伊勢の蘇民の森のお札の裏には、星形と格子のような印が。

【セーマンドーマン】といい、魔除けの呪符。

ちなみに星形のセーマンは、安倍晴明の呪符で、伊勢では海女さんが身に着けるそう。この星形は、一筆書きで元に戻るので、海に潜っても安全に戻れます様にと願いを込めて身に付けるそうです。

自然や疫病に対する畏怖は、古今変わりません。

どうか平穏な日に1日も早く戻れます様に。

下の右側がこのお札の裏側です。

セーマンドーマンが記されています。

8月、1回目【夏は涼しく】

8月第一週は、【夏は涼しく】

お軸は、蟹画賛。

蟹は横行君子と言われるそうで、権力に屈せず我が信念の道を行くものとして尊ばれたそうです。

ガラスの水指が涼しげに、長板のしつらえにて。

紗の風炉先も涼しさを引き立てます。

花入れは、蝉かごにて。

今にも蝉の鳴き声が聞こえてきそうです。

お茶碗は、蜻蛉のガラス、蓋置は金魚鉢、お点前も涼しげです。

 

曳舟

アップするのが遅れましたが、7月第3回お稽古のお題は、【曳舟】

下の絵にある通り、舟を川岸から縄をかけて牽引することを【曳舟ひきふね】といいますが、前大徳寺黄梅院・大網和尚が下記の歌を詠まれています。

⭐️曳く人も 曳かれる人も 水の泡

浮世なりけり 淀の川舟

どういう意味に取るか、受け止め方、また諸説あるかとは思います。

私は【閑吟集】という室町時代の世捨て人?が尺八をお供に詠った歌謡集の中の歌が頭に浮かびました。

⭐️♪ただ何事もかごとも 夢幻(ゆめまぼろし)や水の泡 笹の葉に置く露の間に あぢきなの世や

閑吟集より

 

五感で楽しむ〜和菓子〜

【夏は涼しく】

と利休七則にありますが、和菓子の美しさ、美味しさはお茶をいただく前の至福のひととき。

お干菓子は、津々浦々??の銘菓で。

主菓子は、左上から【水牡丹】、右上が【朝の露】、左下【清流】、右下【夏木立】

耳に響くご銘からも、夏の涼を感じます。