八重桜【普賢象】

ソメイヨシノが散り、葉桜となった頃、八重桜が満開となり、もう一度、春を楽しませてくれます。

すぐ近所にある人気のイタリアンレストランのシンボルツリーが、八重桜【普賢象】(ふげんぞう)

鎌倉に室町時代からある品種で、普賢菩薩を祀る堂の横に咲いていたことから「普賢堂」と呼ばれるようになり、のちに「普賢象」と呼ばれるようになったそうです。

今年は、コロナウィルスの影響で、夜は早く閉めていらっしゃるようで、心なしかさびしさを感じます。

馬酔木

馬酔木と書いて、何と読むかちょっと難しいですね。

お花が好きな方ならよくご存知かと思います。

アセビ、またはアシビと読み、葉を馬が食べると酔ったようにふらつくということから名付けられたそうです。人間にとっても、有毒なものになるそうです💦💦

今、花が満開です。

馬酔木は、春にとても愛らしく花をつけるので、万葉集でもよく読まれたようです。

恋人のことを思い詠んだ歌

我が背子(せこ)に、我が恋ふらくは、奥山の、馬酔木の花の、今盛りなり

また、今は亡き偉大な写真家【入江泰吉】。

古都奈良を愛して撮り続けられた方として有名ですが、万葉の花の写真集を出しておられ、そこにも馬酔木が載せられています。

とても古いものなので、今は売られていないかもしれませんが、素敵な本です。表紙をご紹介します。

山花開いて錦に似たり

山花開いて 錦に 似たり

さんかひらいて にしきに にたり

春になり、花々が開き、華やかな様子が目に浮かぶ様ですが、これは、禅語で、碧巌録という経典にある言葉です。

禅語ですので、和歌などと違い、季節をめでるというより、真理を問うもののため、奥が深く、解釈は難しく、禅語の本を読んでもいろいろな解説が書かれています。

ただ、春になれば、様々な花が開く自然の普遍的な力強さは、とても心励まされます。

【一路庵の花々】

ちなみに、掛け軸の【錦に似たり】

という言葉から、紅葉を連想し、秋に掛ける事もあります。

そして、この木は、秋に撮ったものではなく、一路庵で今日撮ったものです。

ノムラモミジと呼ばれるようです。

まさに錦に似たりですね。

花まつり

今日、4月8日は、お釈迦様が誕生された日といわれています。

【花まつり】が、行われるお寺も多く、何年か前、近所のお寺に行ってまいりました。

【天上天下唯我独尊】

つまり、人は誰でもこの世に一人だけであって予備の人間はいない。命は貴いものである。

と産まれてすぐにおっしゃったとか。

お像に甘茶をかける事が、しきたりの様です。

今年はどこもイベントが中止の様ですが、その言葉は、心に染み入りますね。

一路庵の桜も、花吹雪になってまいりました。

連日、お天気も良く、お花見スポットも自粛のせいか、近所の方が、一路庵の桜を楽しみに来られています。

お近くの方、あと数日は綺麗です。ただ、少しハチがいるようですので、ご注意を。桜の木にも、ご自由にお花見をどうぞ、ただ、ハチにはご注意くださいと、注意の札をかけています!

山芍薬が

準絶滅危惧種にも指定されている山芍薬。

今年は無理だろうと思っていたら、庭の隅で、一輪の花を咲かせていました。

気品にあふれ、でも、力強く咲いている花、そして、他の花々も一切に春を楽しんでいるかのようです。

下側の白い花は、利休梅です。

紫の花は、諸葛菜(しょかつさい)

諸葛孔明にちなんだ名前だとか。

一花五葉を開く

一花開五葉

ひとつの花とは、心の華。
五葉とは、五つの知恵の花びらに当たるとも言われます。

心の花、知恵の花を咲かせなさい。という事でしょうか。

    

一路庵の桜や花々も、春を忘れずに満開です。

教室お休み中に

コロナウィルスは、ますます治まる気配なく、日々嫌なニュースばかりです。

3月は、実態がよくわからず、お稽古は自由参加と致しましたが、4月は教室をお休みにする事に致しました。

とても良い季節なだけに、お稽古お休みは残念な事ですが、

無症状でも陽性で、人にうつすかもしれない不気味なウィルスだけに、まずは何よりも安全第一!

炉の終わり、花の美しい時期でもありますので、

一路庵会員ページや、blogにて、歳時つれづれなどをアップする予定です。 

どうかくれぐれも、皆様もお体に気をつけてお過ごしくださいますよう、願っております。

たいつり草が!

急に春らしくなってまいりました。

庭の茶花も、小さな芽を出し始めました。

このたいつり草、まだ5センチの長さですが、でもしっかり鯛が釣れています!!

風炉の花なので、また5月に床の間に活ける事ができるよう、この1ヶ月、どんどん大漁の鯛を釣り上げてもらいたいです。