蓋を開ければ、もう一度楽しめるお道具2つ。
棗は『竹取物語』
香合は『菊』
一服のお茶に 心をこめて
蓋を開ければ、もう一度楽しめるお道具2つ。
棗は『竹取物語』
香合は『菊』
テーマは『旅』
誠に畏れ多いことながら、天国に旅立たれた鵬雲斎宗匠を偲び、取り合わせさせていただきました。
9月、虫の声にちなんだとりあわせで、虫の行列の風炉先と宗旦好、虫籠花入で。
お軸は、仙崖和尚の『我天年』
鶴は千年、亀は万年、我天年。
鶴や亀のように長生きできないと嘆くより、天から与えられた寿命、天年を一生懸命生きる事が大切という仙崖和尚の言葉を、仙崖和尚の作品や略歴をもとに学びました。
茶箱は、6種ありますが、主に玄々斎が考案されたお点前。
月点前は唐物相当、雪点前は茶通箱、花点前は小習相当といわれますが、その合理性や手順に、とても奥の深さを感じ、また学ぶことの多いお点前です。
第1週目は、朝茶事本番。
4回とも天気に恵まれて、主客、そして水屋一致団結!本当に有意義で楽しいお茶事をお稽古する事ができました。
田面舟は広島の郷土玩具。八朔に由来します。風神雷神の手鞠、大文字の土鈴、夏の飾りもの。
お軸は、藻刈舟画讃。藻を刈る→儲かる→大阪商人にバカ売れ とは、さすが大阪魂!
カニは別名横行君子。みんながまっすぐでも自分が横がいいと信じたならば横に行く事もよし。
お軸から学ぶ事は多いです。
8月は、来月の朝茶事の猛特訓!
暑いので中で露地風に見立てつくばい練習、そして、懐石のいただき方もお稽古致しました。