
季節感あふれるお菓子いろいろ。

一服のお茶に 心をこめて

季節感あふれるお菓子いろいろ。

仁清写の傘の水指が引き立つ様に長板2つ置きで。
トンボの休み紐や、葉蓋、白漆の紫陽花蒔絵など、梅雨のジメジメとした鬱陶しさを楽しさに。

玄々斎好みの蜑小舟香合。
6月から連想するもの〜
水・蛍・梅雨・田植え など
滴りと涼を感じる取り合わせを中心に、お稽古致しました。
Sさんが、堺の老舗茶舗【松倉茶舗】のお茶がとても美味しくて、みんなで飲み比べしましょうと持ってきてくださいました。
という事で、その週のお菓子は堺の老舗【小島屋のけし餅】
切れ味のいいお抹茶と、けしが絶妙に調和し、大変美味しく頂戴致しました。

贅沢な事に、柏餅専用のお菓子器があることをご存知でしょうか?
まず上の台に柏餅をのせてお客様にお出しします。
お客様はいつも通り召し上がった後に、柏餅の葉を下の部分が引き出しになっているので、そこに入れます。
お客様にたとえ葉一枚といえどもゴミをお持ちかえりいただかないようにという心遣いなのでしょうか。
横には菖蒲の透かしがあり、青漆爪紅で、とても趣きのあるお菓子器です。
淡々斎のお好みです。


風炉のお稽古は、まずはお薄茶から。
そして小習、包み帛紗、長緒、槍の鞘や棒の先など長建水と駅鈴の扱いのお稽古、などなどまずは基本から、ゆっくりと丁寧にスタート致します。
5月、端午の節句の取り合わせを。
白水人形のお香合、ちまき籠、利休好み鍔置花入、こいのぼりのお茶碗、そして、矢の風炉先と桑小卓。

和菓子は本当に芸術作品ですね。
右上から時計回りに、
新潟のお米クッキー、落雁と京都菱屋の【うすばね】【千歳くるみ】なんと5色それぞれ味が違います、伊賀上野紅梅屋の【初ざくら】そして京都のお菓子2種
先日テレビで菱屋のうすばねの事を放映しておりました。羽のように薄く焼く技術は店主おひとりだけだそうで、島原という土地柄、芸妓さんに愛されたお菓子だそうです。


井口海仙宗匠のお好みの【八景棚】
物資の少ない時代!板を入れ替えることにより、なんと八種の棚に!!
右上から時計回りに寒雲卓、更好棚、杉棚、桑小卓
とても勉強になります。
コロナによる緊急事態宣言のため、昨年、一昨年と2年連続5月が休講になり、ようやく暦どおりに初風炉を迎える事ができました。
お軸は、
【山頭(さんとう)月は掛く 雲門(うんもん)の餅】建仁寺竹田益州老師のお筆になります。
籠の花入も風薫る季節に趣きを添えてくれます。
