茶道では、12月【送り干支】といい、今年の干支のものを使うことがあります。
12年後までの名残を惜しみつつ、とりのお香合を使いました。
盆香合のとりは、S田さん、持参のウェッジウッド製をお見立てで。
そして、染付の雀香合。
今年1年無事に過ごせたことへの感謝を込めて
【無事是貴人】
無病息災の柚子風呂の代わりに【柚子上用】
一服のお茶に 心をこめて
茶道では、12月【送り干支】といい、今年の干支のものを使うことがあります。
12年後までの名残を惜しみつつ、とりのお香合を使いました。
盆香合のとりは、S田さん、持参のウェッジウッド製をお見立てで。
そして、染付の雀香合。
今年1年無事に過ごせたことへの感謝を込めて
【無事是貴人】
無病息災の柚子風呂の代わりに【柚子上用】
床の間に掛け軸を掛ける作法を軸荘(じくかざり)といいます。
掛け軸の巻き方、しまい方、巻紙の作り方、それぞれの部分の名前など、お軸一般についてのお稽古をいたしました。
お正月に掛け軸を掛ける機会もあるかも。
という事で、みんな熱心にお稽古致しました!!
天の恵みのものを、独り占めしてはいけない。
寒い中、冬を越す鳥のため、また、来年の豊作を祈って、木に一つだけとらずに残しておく実を『木守(きまもり)』いいます。
そして、利休の時代、長次郎によって焼かれた『木守』と呼ばれる赤楽茶碗の名前のいわれもここからきます。
あるとき、千利休がいくつかの楽茶碗をお弟子さんたちに選び取らせました。
当時の大流行は、黒楽茶碗。
ですので、みんなは黒い茶碗を選びました。
そして一つだけ残った茶碗がありました。
それが、赤色の楽茶碗だったのです。
そこから利休はこのお茶碗に、木守柿のように一つだけ残ったという意味で、「木守」と名づけたといわれます。
その後、名碗長次郎七種(利休の時代である初代楽長次郎の焼いた七つの名碗)のうちのひとつとして大変珍重されていたそうですが、残念なことに関東大震災で壊れてしまったそうです。
焼け跡より一片を探し、楽家二代に渡り再生し、今も伝えられているそうですが、強い風に揺れながらもしっかりと木を守っている一個の木守柿と、焼け跡に残った一片から今も伝えられる木守茶碗。
目に見えない力強さと優しさを感じます。
暦の上で、立冬も過ぎ、今朝は、とても寒さ厳しく、いよいよ冬の到来を感じます。
さて、【テーブルのお部屋で和のおもてなし】をコンセプトとする『カンパネラ茶会』シリーズのお知らせです。
次回はなんとクリスマスイブ。
その日は、ピアニスト田中正也さんのコンサートがあり、音楽会にお茶会にと、五感をフルに楽しんでいただけるイブになりそうです。
当日券も十分にご用意してお待ちしておりますので、ぜひぶらりと、大阪城にほど近い瀟洒なサロン〈ラ カンパネラ〉で、癒しのイブをお楽しみください。
お待ちしております。
ラ カンパネラのホームページにも、詳細とアクセスをご案内しております。
http://la-campanella.jp
11月4日、大阪天満橋『ラ カンパネラ』3階にて、『ひととき茶会』を開催しました。
⭐️茶道には馴染みはないけど、お抹茶は飲みたい!
⭐️普段着のままで、雰囲気を楽しみたい!
⭐️季節を感じながら、お抹茶のいただき方も知ってみたい
など、普段お茶に馴染みのない方も気軽に来ていただきたいという目的のお茶会!
多くの方がお越し下さり、
⭐️こんなお茶会があればいいな
⭐️ほんとに楽しいひとときでした!
とありがたいお言葉に感謝感謝です。
同じ日に、ラ カンパネラでは
⭐️1階 チェロとピアノのコンサート『ロマンティシズムの極致part2』
⭐️2階 若くして急逝された人気ガラス作家『江口智子』遺作展
も開催され、まるでカンパネラ文化祭🎼🌺楽しい一日でした。
次回のお茶会はクリスマスイブ、12月24日になります。
時間 12時30分〜16時30分
お茶券代 クリスマスの和菓子・お抹茶 700円
その日は、ピアニスト 田中正也氏によるクリスマスコンサート
『クリスマスのラ カンパネラ』も1階サロンの方で開催されるそうです。
イケメンなのに気さくでお話がとても楽しい素敵なピア二スト田中正也さんの演奏は、クリスマスイブ、最高のひとときになると思います。
コンサートは、ラ カンパネラホームページにて受付されているようですが、お茶会は、当日参加大歓迎です。
和のクリスマスを趣向に、皆様がぶらりとお立ち寄りくださいます事を、心よりお待ちしています。
穏やかな日になりました。
今日のお月様は十三夜と呼ばれます。
また、仲秋の名月からひとまわりした次の月なので、
「後の月」ともいわれます。
満月は美しいものの、次の日から欠けていく寂しさを感じますが、それに対して十三夜の月は、明日、明後日もまだ膨らんでいく期待と、不完全なものへの美しさを感じ、日本人に古来より愛されてきたそうです。
そのちょっとゆがんだ形と、ちょうど今頃取れる事から、仲秋の「芋名月」に対し、「栗名月」「豆名月」ともいわれます。
「十三夜に曇りなし」
といわれます。
また、仲秋の名月だけ賞でることは、片見の月といわれ、片手落ちだそう。
ぜひ今晩、美しい十三夜をめでながら、過ぎゆく秋のお月様に名残りを惜しみたいものですね