おもしろうて やがてかなしき
鵜舟かな(松尾芭蕉)
かがり火を焚き、華やかな鵜飼。
でも、華やかな鵜飼が終わったあとの寂しさ、そし
てせっかく捕まえても食べることもできず吐き出さ
れる鵜
松尾芭蕉が詠んだ意味とは違った解釈だそうです
が、その気持ちわかるわかる〜と変にサラリーマン
のお父様たちが共感を得る句のようです!

これは、鵜匠の使う籠にちなんだ鵜籠
花は、未央柳。
名前の由来は楊貴妃の眉にもちなんでいるという説が。

一服のお茶に 心をこめて
かがり火を焚き、華やかな鵜飼。
でも、華やかな鵜飼が終わったあとの寂しさ、そし
てせっかく捕まえても食べることもできず吐き出さ
れる鵜
松尾芭蕉が詠んだ意味とは違った解釈だそうです
が、その気持ちわかるわかる〜と変にサラリーマン
のお父様たちが共感を得る句のようです!

これは、鵜匠の使う籠にちなんだ鵜籠
花は、未央柳。
名前の由来は楊貴妃の眉にもちなんでいるという説が。
着物も、袷(あわせ)から単衣(ひとえ)になり、



小豆のホタルに金箔の蛍の光!
河辺のイメージは、葛で!!
大変美味しく頂戴いたしました!



老松製
5月に気品高く咲くお花、杜若(カキツバタ)
は、唐衣〜からごろも〜とご銘が付けられ、
この様な素敵な和菓子にも作られます。
その由来は、平安時代、超イケメンで有名な在原業平が、京を離れ、寂しい思いで東下り(平安時代は、東京へは下りなのですね)をしている途中、今の名古屋あたりで、たくさん咲いているカキツバタの花が妻の衣にそっくりで、恋しくなって詠んだ歌
からごろも きつつなれにし つましあれば
はるばるきぬる たびをしぞ思ふ
(都には長年慣れ親しんだ妻がいるので、はるばると遠くここまでやってきたこの旅路を悲しく思うことだ)
この歌のすごいところは、ここにからごろもという言葉が密かにちりばめられているところ。
例えば、からごろものか、きつつなれにしのき、という具合に、それぞれの句の冒頭だけよむとか-き-つ-ば-たになる。
すごい!びっくり!
そこから、カキツバタのことを、唐衣とよばれるようになったそうです。
プレバト俳句、名人クラス!!
お稽古の茶花も、カキツバタを

5月28日になりました。
ちなみに、旧暦の5月28日にはよく雨が降るといわれ、その雨は、虎が雨と名付けられています。
曽我兄弟の敵討ちの話は、日本三大敵討ちの話として有名ですが、主人公である曽我十郎は、無事父の敵を討っ
たはものの、返り討ちで亡くなってしまいました。
そして、その恋人である虎御前が、悲しみ、嘆き、流す涙を虎が雨。
実際、旧暦のこのころは、とてもよく雨が降るそうです。
旧暦5月28日は、新暦では6月22日のようです。
虎御前は、今も曽我十郎を思い続けているのでしょうか?